最近、すっかり野良猫を見なくなりました。

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2026.04.27
最近、すっかり野良猫を見なくなりました。

子どもの頃は、塀の上や道路脇で当たり前のように猫の姿を見かけたものです。

最近はそれがほとんどなくなって、たまに遠くで姿を見かけると、嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ちになります。

野良猫が減ったことは、人にとっては良いことなのかもしれません。

糞尿や夜鳴きで困っていた方々にとっては、暮らしやすくなった側面はあると思います。

それでも、ふと考えてしまうことがあります。

猫がいなくなった背景

野良猫が減った背景には、保護猫活動・地域猫活動・TNR活動を続けてこられた方々の地道な努力があります。

一頭ずつ捕獲して不妊去勢手術をして、また地域に戻して見守る。

そういう活動を、ボランティアの方や自治体が長年続けてこられたから、今の状態があります。

加えて、室内飼育が当たり前になってきたことも大きいと思います。

動物愛護管理法の改正もあって、新たに野良猫になる猫の数自体が減ってきています。

「猫のために」を真剣に考えてきた方々が積み重ねてくださった結果として、今があるのだと思います。

「猫にとって良い形」を願う気持ち

岐阜に引っ越してくる前は、よく行く公園に何匹かの野良猫がいました。

場所はその日によって違っていて、ベンチの下にいたり、木陰に寝そべっていたり。何度かエサをあげたこともあります。

今思えば、餌やりのルールやマナーを良く考えるべきでしたが、ただ「お腹が空いていそうだから」という気持ちでやってしまっていました。

あの公園の猫たちが、私にとって一番身近な野良猫の風景だったのかもしれません。

そんな身近な存在だった野良猫が、今ではすっかり遠い存在になりました。

たまに遠くで姿を見かけると、猫にとって良い形で居場所があってほしいなという気持ちが湧いてきます。同時に、外という過酷な環境への心配もやってきます。

姿を見たと思ったらスルッといなくなる姿に、逞しさを感じるのか、感じたいのか。

自分でもよく分かりません。今ちゃんと生きていることを、目で確かめておきたい――そんな気持ちもあるのかもしれません。

そんな想いからかしばらく、いなくなった先をついつい目で追ってしまいます。

街は便利になりました

街は便利になりました。車に乗ればどこへでも行けて、用事も買い物もすぐに済ませられます。

その便利さに、私自身も毎日助けられています。

仕事でも生活でも、車がなければ今の暮らしは成り立ちません。

ただ、ふと猫の後ろ姿を見送るときに、いろんなことが頭をよぎるのも事実です。


あとがき

少し前、事務所に歩いて向かっているときに、向こうの通りをサッと横切っていく猫を見かけました。

「元気に生きてね」と、願わずにいられませんでした。


プロフィール(東盛 学/税理士)

岐阜市の動物好きな税理士。

法人・個人事業主どちらも対応し、規模にかかわらず一人ひとりと向き合うことを大切にしています。

顧問先のハッピーライフを会計・税務から支えます。

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